塩野義製薬の新薬「ゾコーバ」のBA.5の検証結果は受けて日本はどうするのか?

感染者数、一日7万人で、といってましたが、見事にはずれました!

BA5のほんとの感染力や毒性を考える

が、ピークは来週というのは変えません!
再来週には横ばいか下げ!これは変えません!

ピークは一日15万くらなのか。ちょっと予想はつきませんが。。
グラフから見ると勢いは落ちてますね。

島根は今週がピークになるのか。そうすると、やはり来週がピークであってくるんですが。

私自身は医療関係者ではなく、元エンジニア、現経営者なので、数字とお金の話からいろいろな考察を行っていくことになります。

塩野義製薬のコロナ新薬「ゾコーバ」のBA.4、BA.5への効果

塩野義製客のプレスリリースの内容は?

さて、塩野義製薬のBA4、BA5への効果がプレスリリースされました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬S-217622の オミクロン株の亜種(BA.4系統およびBA.5系統)に対するin vitro活性について|シオノギ製薬(塩野義製薬) (shionogi.com)

さて、先日「公開審議」ということで塩野義製薬の飲み薬の審議が行われるとありました。
7/20ですね。

前回、12の症状にて優位性が見られなかったので、保留、と。

その検討方法を変えない限りは、永遠に保留になるように思いますが。
今回もウイルスの減少量については効果がある、としていますが、症状については言及されていないのが、不安材料ではあります。

いったい厚労省は何を評価するつもりなのか?

ただ、判定基準をオミクロン株のBA4やBA5にしているので、評価方法も変わるのか、というのも注目ですね。

デルタに比べて無症状、軽症もおおいようなので、それにたいして症状の改善って意味あるのか?

ってはなしになりますので。

で、です。

ウイルスの減少効果は確かにあります。
それじゃいけないんですかね。本質はそこだと思うんですが。。

症状ってのは、体が抵抗しているときの反応に過ぎないわけですよね。

そして、それが求めるべき本質の効果であることは間違いないとおもいます。

あとは、それを政治がどう判断するか、なんですよねぇ。きっと。
その効果には、お金も間違いなく絡むと。

これ、陰謀論とかたづけてはいけません。資本主義にとって正義はお金です。
諸外国も絡むと、特に。

緊急承認制度の意味を今一度確認してみる

緊急承認制度の要件と意義とは?

まず、そもそもの「緊急承認制度」の要件と意義として、

「国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある疾病のまん延その他の健康被害の拡大を防止するため緊急に使用されることが必要な医薬品」

とあります。

この点は、クリアします。ここでだめだよってなったら矛盾しますので。

まず、第2類に分類している時点で、「生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある疾病」でしょうし、それを阻止するためにも試すべき薬であることは間違いないでしょう。

もしこれを理由にけるなら感染症の分類を早急に見直すべきですね。

じゃないと、矛盾しますよ!

「当該医薬品の使用以外に適当な方法がないこと」

ここはいくつかケースがあるのですが、その中でも、

「承認されている医薬品等がある場合であっても、当該医薬品等が安定供給の観点から十分ではないこと」

に十分該当するんじゃないですかね。

ウイルス減少効果はほかの薬でもみたせるから、という言い訳

以前、

「ウイルスの減少効果は他の薬でもあるので、よっぽど効果がないと優位にならない」

という専門家の意見がありましたが、

その薬が現状オミクロンに効果があるとは検証されてないし(どちらかというと軒並みダメ?)、安定供給についてもされてないはず。

軽症者に使うには数量が圧倒的にたりてないはずです。
軽症、中等症患者には、使えませんよね。

「有効性及び安全性の評価に係る考え方につて」

安全性っていう意味では、もうクリアしているとおもっていいわけですよね?
前回のこれは議論されてません。

薬の有効性を何を持って判断するのか

で、現在もっとも承認不可とされている理由が、有効性の部分になるわけですが、前回の評価目標がデルタ株ベースであることが問題であるという話もありました。

オミクロンに代わってしまって評価そのものができていないというような。

12の症状に有効性がない

オミクロンに感染した人に対して、その12の症状ってどれだけ緩和しなければならないことなのか、と。

で、今回、オミクロンでのデータをまとめた様ですし、BA4、BA5にまで言及しているってことは、かなり期待できるのではないでしょうか。

繰り返しますが、

ウイルス減少による、その先の具体的な効果や数値が発表されてない

この一点が実にもどかしいです。

そこを厚労省がオミクロン株を対象としたときに、どう判断するのか、と。

厚労省の公開審議なんてのは出来レースに決まってる

さて、なんだかんだ言っても、すでに政府内ではシナリオは決まってるはずなんですよね。
いまさら審議なんてのは出来レースのはずです。

しかも、公開審議っていうものになるのですから。
誰がどう反論するのか、それも公開ですからね。

納得いく理由がないと国民的にまわしますよ?

塩野義製薬のコロナ新薬「ゾコーバ」を否定できる材料を考えるとするなら

ゾコーバを否定する根拠はなんなのか?

否定するんなら

「ウイルス量が減ったところで、何の意味もないこと」を証明してもらわないと納得できませんからね。

誰が聞いたっておかしいでしょ。

一番の根本原因であるウイルスが減少するのに、そんなに関係ねぇ!っていう奴。

見てみたいです。はい。

塩野義製薬さんの薬が緊急承認されないと、日本はシナリオ的に詰む

今後の日本のシナリオを考えるとどうなるのか。

まず、承認。これありき。

ここで承認されなかったら、もう日本は打つ手がないということになります。

もし、承認されないようなら、

  • 海外の製薬会社が作る
  • オミクロンにも効く
  • 一回10万円もするような薬を
  • 100万回分お願する

できますか?

海外だって、自国で使っちゃうでしょう。

裏取引でもします?

現状の重症化率と、死亡率で、5類への変更は「まったく現実的ではない」といいはなっていますからね。
検討の余地すらないみたいです。

さて、通常は1~2年で指定を変更する、というのもあるようなんですが、すでに3年ですね。

で、このタイミングでできなかったら、今後、変更をするうえで、

どういう判断、根拠で、インフル相当の風邪になりましたよっていえるかな?

うーん。いえまえんね。岸田さん。

これ以上、症状がよわくなったら、もうただの風邪で、5類すらありえないってなりますよね。

建前を守らないといけない大手の企業は動けない

実態としては、ぶっちゃけゆるゆるになっています。

学校だって、隣の席の子が感染しても濃厚接触に当たらないとか、、
うちの子もそうでしたが。

職場でも、隣席の人が感染しても、マスクをしてたからいいとか、

ちょっとあれなんですけど。

実体としては厳密に扱ってはいないが、建前上動けないという日本らしさ

建前上、ルールはあるわけですから、それを守らないといけない企業などは動けません。

2類である以上、建前上の制約が強すぎる。
実体はゆるいのに。これ、日本らしさの際たるものですね。

今回、塩野義製薬の承認がされず、きっかけを失った日本はいったいどうするつもりなのか

岸田さん、どうします?

ワクチンうてーっていいつづけます?

もう効かないって言われてますが。重症化予防もはっきり言って不明でしょう?
そもそもの重症化率が低い中で、いります?

若い世代はリスクのほうが大きいでしょう。

お年寄りだと、まだ効果的なのかな?

感染死亡者のカウントの、4割くらいは、関係ない死因で、調べたら感染してたってだけ

といいますし?

いったい何をきっかけに、2類から外すといえるのでしょうか。

うーん、シナリオが成り立たない!

いったい何をきっかけに2類から外すことができるのか。

現状維持しか、成り立たない!

そのままだと、世界から3周遅れるかと。

そもそも論として、なぜ既存の枠にこだわるのか

新型コロナ感染症の感染症分類のそもそも論

2類とか5類とか、新しい感染症なのに・・

そもそも、

2類か5類かって枠に当てはめるからあかんのだ

と思うんですけどね。

法律や立法がどうなのか知りませんが、

今でにない未知のものが出現しているにもかかわらず、既存の枠に収めよとする無理。

だったら、それに合わせたルールがあってしかるべきなんじゃないか

と思いますが?

今の本音と建前の混ざった運用で、誰も幸せになってない現状がありますよね。
既存の枠で対応できていなわけですから。

新型インフル特措法、っていうのがそれに該当するので使ってますけど、

新型インフルと新型コロナは違うから、またそれをそのまま当てはめるのも無理がありますよね。

で、これもいじろうとして、やめてましたよね。

現状に即して、「新型コロナ特措法」をつくればいいじゃん

って、思うんですけど。

このコロナ騒動がおわってから、つくっても意味ないですよ

間違いなく。
現状、新型インフル特措法が変更しないっていわれてるんですから。

次来るウイルスは、またどういう状況になるかわからないのに。

コロナに対しては状況に応じて柔軟に対応するしか手はない!

なんか決めるんだったら、

何かあったら、柔軟に対応できるような制約を病院なり企業なりに設ける

くらいしか手がないかな、と。

それくらいしか思い当たりません。

 

さて、7/20を楽しみにしましょう。

ワクチンはゲームチェンジャーにはなれませんでした。

塩野義製薬さんの新薬が、ゲームチェンジャーになるのか?

あるいは、承認すらされないのか。
承認されても、原状維持でいく、きっかけを失う、詰むシナリオをとおすのか。

さか、岸田さんに注目しましょう。

安倍さんだったら、さくっと転換しているんだろうなって思います。