こんにちは。

医療関係者でもない当ブログ執筆者です。

もとは大手企業の技術者で、今は経営者をやってますので、
数字的な視点と、お金の流れ的な視点でいろいろみています。

コロナについては、両社について興味深い点が多々あります。

もう、コロナもようやく終わりそうです。
コロナがなくなるというよりは、コロナという騒動がなくなる、というところでしょうか。

 

現在、新型コロナウイルス感染症も、激減の一途をだどり、
もはや検査数が不十分であったといわれる昨年の6月などの小康状態の数値以下にまで下がろうとしています。

当時と比べて検査数は多いはずなので、これは明らかに

これまでとは様子が違う状態、顔が違う、

というのは事実です。

 

で、専門家会議とやらでもその原因については、

正直なところわからない

としています。

 

仮説としてはいくつかでていますが、

詳しく検証するまでもなく、明らかに整合性が取れません。

基本的には複合的要因であることは間違いないでしょうし、

それらを同時に考えて、条件を当てはめていった場合に

なんとなくつじつまが合えばいいのだけど、というのはありますが、

それすらままならない個々の仮説しかたっていないという状況。

一つの仮説に対して単独で見た場合、すでに矛盾があるという状況で、

かつ、その場合は他の要因で埋められるかといえば、そうでもありません。

技術者からしたらありえない話、ですが、生物、生体は、そう簡単にはいかないんだろうな、

とも思います。

 

ただ、モノづくりにおいても、そういうことはあります。

市場で起こっている不具合の現象を考えた場合、

度の数値や寸法をみてもどうしても発見できない。共通点らしきものも見えない。

ひとつひとつ仮説を立てても、どうしても矛盾しない仮説がない。

 

複合要因として考えようにも、あの場合は、こっち、あの時はこっちの要因。

そういうのはほぼ、ものごとの本質を見逃しているときです。

 

要するに、今現在起こっている現象は、本質をついていない、ということなのではと。

 

専門家会議はその組織の性質上、おそらく今ある手持ちのデータからしか

物を言えないのではないでしょうか?

だとしたら、今データとして取れてないのが主要因だった場合、正解な解にたどり着かないのは当然です。

 

が、こういう可能性がある、くらいの発言はあってもいいんじゃないかっておもうんですが。

で、その可能性、これからこうやって検証してみます、でいいじゃないの?

そういった対策や方針が立てられないのも、これまでずっと問題になってきたことだし、

国民が誰も納得しない原因でもあります。

 

企業の報告会だったら、

結果まとめて、いまいちわかりませんはわかったよ。

じゃぁ、次どうすんのよ?

っていう突込みがかならずありますからね。

 

多分、会議の中ではどうしたらいいんじゃないか、というのはあるんじゃないかとおもうんですが、

なぜ言わないのでしょうか。

方針を示さないということが、一番人を迷わせるし、リーダーがすべきことだと思うんですが、

それができなかったのが菅さんですね。

「ごめん、わからんかったけど、こういう可能性とこういう可能性があるから

それ調査して、こうだったらこういう方針がたつから!」

みたいなね。

未知なことをやっているんだから、それがちがってても、一つの方向を示すってことは

リーダーとしてものすごく重要なんじゃないのかな、と思うのですが。

それをやってたのは、吉村さんですよね。

行きすぎたり空ぶったり、空回りしたりはありましたけど、

方向を示すっていう一番大事なことを勇気をもってやってた人だと思います。

だめだったこと、間違いだったことがわかるのも、それも一つの解ですかね。

 

で、わたくし、専門家でもないですし、医療関係者でもないですが、

今や、国民総コロナ評論家という状況を鑑みて(そんなことにはなってない?)、

技術者視点での仮説と、その検証すべき点について好きかって書いてみようかなと。

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