目次

落ち着きだした日本の今後の対策は?

韓国から考える第2波襲来の前提条件

韓国の状況から予想する第2波は?

第2波、その後をスペイン風邪から考える

今後どうなる日本




落ち着きだした日本の今後の対策は?

日本も関東圏を除いて、いよいよ休業要請も解除され始めました。

関東圏は、東京は厳しいようですが、

要は、医療機関を維持できるくらいは感染してても猶予はある、
という状況でもあるわけでして、

そのあたりをどこに線引きするのか、が政治家が判断することだと思いますが。

医療機関のキャパを増やすための取り組み、はどこまで進んでいるんでしょうか。

そもそも、日本は引き伸ばして引き伸ばして、

その時間を稼ぐんだ、というのがそもそものやり方であったわけですが、
もうずいぶん時間は稼いだように思いますが?

会社を経営している人間からしたら、

グダグダ

としか言いようがありませんが。。

(こういうこと言われて、政治家や官僚はどう思うんだろう・・・)

 

私企業(製造業しかわかりませんが)だったら、

問題勃発 → すぐに会議 → 決定、即業者に電話 → そのまま現地入り
→ 1~2週間での納期交渉 → 納品再稼働!

まぁ、1月はかかりません

規模が違うっていえば違いますが。

どうでしょう。

新型コロナ問題勃発

医療機関のキャパ増やす会議 → 施設交渉・人員確保・機材確保 → 受け入れ準備完了!

になるのかな?

 

会議なんて、即決ですよね。

施設交渉は、ホテルとかですよね。

人員は、各病院とか、潜在有資格者とかですよね。

機材は、生産を促すってことになるのでしょうか。

どうでしょう。

 

スタートが3月頭だとして、もうまるっと2カ月以上。

果たして、増えてますかね。。

ホテルは21万室確保したっていうのをどこかで見た気がしますが、、

そんなに増えてなさそうですが?

人員については、愛知では大村知事がテレビで潜在有資格者の人に

力を貸してくれってやってました。

まぁ、こういう時に、人望がもろに出てしまいそうすね。

大阪の吉村さんがやるのと、愛知の大村さんとでは、、

「吉村寝ろ!」=頼むから休んでください! vs 「大村寝てろ!」=お前はすっこんでろ!

とでは、明らかに。。

悲しいですが。。。

 

東京も、どうなんですかね。

人員確保が、一番むつかしいんでしょうか?

大阪は、感染症専用病院を作ってましたが、今後のスタンダードになるでしょうか。

インフルエンザだって、そのシーズンになると、別の病気でも

インフル移されるんじゃないのかっていう、余計な心配はやっぱり出てきますし、

子供を見てるおかあさとか、自分が病院行きたくなった時、

見る人がいなければ、そういったリスキーな場に子供連れてかないといけない

ってことにもなるわけで。

感染症専門病院があってもいいのではって思ってしまいますが。

ただ、場所が、遠かったら意味ないし、とか。

むつかしい話ではありますが、当面は、新型コロナ専用でしょうか。

韓国から考える第2波襲来の前提条件

さて、日本で起こる第2波、どうなるでしょう。

で、以前から注目していた韓国ですが、ここにきて新規の感染が確認されました。

まぁ、無症状感染者がいるのはわかっていることですから、

出るのは当然として。

で、考えないといけないのはいくつかありますが。

1.何型の新型コロナなのか

韓国は、中国から入ってきたウイルスが、ばっとひろがって

びゅっと抑えた、みたいな感じになっています。

その後、海外からの流入は抑えているようで、第1波は、武漢型だと。

子の武漢型は、日本でも前半がそれにあたり、抑えられて、

拡大のスピードが速かったのはヨーロッパ型だといわれています。

関東圏と北海道はそれでしょう。

大阪もかな。

名古屋は微妙ですね。

あんまり広がりがないんで。

で、韓国の場合は、どっちの型かわかりませんが、

ヨーロッパ型だったら、以前よりは抑えにくくなるのかな、と予想されます。

きっと、どちらの型か、情報は共有されるかとおもいますが、

日本の主要都市以外のところはいい参考になるのでは、と思います。

後、海外からの流入が許可された場合も、ですね。

2.拡散スピードはどうなるのか

今回、2回目ということで、すでに世間には抗体を持った人たちが10%ないし

いるわけです。

そういった状況でどういう広がりを見せるのか。

それだけでやはり速度が遅くなるのか、あるいは、関係なく広がっちゃうのか。

日本でも、今猛威をふるっている主要都市圏の広がりと、

まだあまり広がりが薄い地域との違いが出ると思うので、

その部分での予測が立ちやすいものとも思いますが。

3.業種による抑え込みが有効か

今回、韓国ではクラブでの感染が見られましたが、

これは日本でも同じような傾向がありましたね。

ライブハウス、クラブ、水商売

この3業種は今後もやりにくくなってしまいます。

一つ気になっているのは、K-1の6000人と、宝塚歌劇団(何人かは知りません)は

その後どうなったんでしょうか。

対策を十分やったうえでの開催だったとおもいますが、

その状態でどうなったのか。

スポーツ観戦や演劇感染の参考になりますし。

日本では休業要請がいろいろな店舗に出ていますが、

どれを抑えて、どれは開放すべきか、のデータはもうそろっているように思いますが。

4.最大の疑問、抑え込むことに意味があるのか





で、やっぱり一番気になるのは、抑え込むこと人意味があるのか、ということ。

韓国は、とにかくプライバシー無視で、とにかく徹底して監視しました。

その甲斐があって、1月弱で抑え込みましたが、

集団免疫が得られるまでは終息しない、という原則を考えると

意味がない、という結論になります。

やだ、第1波がすでに解除された速度はやはりうらやましい限りですが、

早すぎることによる第2波の影響がどう出るかっていうのはやはり気になります。

総合的にみて、よかったね、って言えるかどうかですので、

もうわからん、としか言いようがないですが。

とはいっても、わからんなりに予測して方針を立てないかんのは明確で、

そのあたりは専門家がやるべきところであるわけですが、これがなんとも、

トホホな結果でしかないのが日本ですね。

韓国の状況から予想する第2波は?

で、一番気になる第2波の状況はといえば、どうなるのか。

下記の前提があるとします。

1.解除後の「生活様式の変容」が今の状況
間違っても、韓国のように全国民が成大に遊びに行かないこと!

2.解除後も、居酒屋、水商売、ライブハウス、クラブなどがある程度の規制を受ける

3.すでに感染者は10%以上に上っている

4.専用病床数が1.5倍になっている

5.季節的に有利不利がある

6.海外からの渡航者は一定程度規制

で、考えた場合、まぁ、4はちょっと期待薄ですが、、

 

で、考えた場合、

10月いっぱいは持つんじゃないか

と予想しまが、どうでしょうか。

 

飲食店の席数とか、細かい規制は変動するかもしれませんが。

10月から怪しい雰囲気になってきて、11月にまた宣言、とか。。

で、次は一カ月の自粛で終了、と、なればいいのですが。。

で、もうちょっと希望的観測を入れるのであれば、

毒性が弱くなっていく、という理論が当てはまればよいのですが。

現実的に、これから再度蔓延するであろうウイルスは、基本的には

無症状感染者からのものであると思われます。

一部、発熱、咳があってもまき散らす迷惑な輩もいますが、

そういったのは「日本では」レアケースだとして、

知らないうちに感染さえているものかと。

その場合、個々の目燃気力もあろうかと思いますが、

そもそも、毒性の弱いものしか残っていない、といもの。

そうだとしたら、海外からの流入をストップすれば、

制御がしやすいんじゃないか、という話です。

もう一つは、「ある程度」効き目のある薬が使いやすくなっていること。

アビガンとレムデシベルと名前が挙がっていますが、

こちらが一般病院でも使えるようになって来るため、その効果もありそうなこと。

他にもワクチンとまではいきませんが、

イベルメクチン

なんかもかなり有力になってきました。

 

そういった情報が11月までにまとまっていれば、

今回と同じ状況で感染がひろがったとしても、

ある程度直る病気、となる可能性がたかくなり、それほど規制しなくても?

となったりしないかな、と。

他にも重症化の原理もわかりつつあるので、

それを抑え込む薬もできるかも、という話もあります。

 

そういった話があるのも期待を込めて、年明けにはどこかの国がワクチンを完成させて

っていうのが理想ですね。

そしたら、オリンピックも無事、開けるかも?

第2波、その後をスペイン風邪から考える

よくスペイン風邪が引き合いに出されますが、

参考になりますかね?

当時が戦時中であったことや、

今のようなウイルスに対する原理原則を知っていたかといえば、

知らないでしょうし。

医療水準や、一般人の認識も違っていますし。

そういった観点からしても、やはりこのスぺ委員風邪っていうのは比較の対象にならないのでは、

と考えています。

東京都健康安全研究センター 日本におけるスペインかぜの精密分析

ただ傾向としてみると、

第一波はでかく、第二派はやはり相当小さくなっています。

が、第三波、これは第一、第二と一年あけてとなりますが、

この波がまた第一波と同程度あること。

 

やはり、一年のうちに免疫がなくなってしまうことの裏付けですし、

今でもインフルエンザ自体は毎年同じように大量の感染者が出ているのも

同じことかと。

なので、新型コロナについても、いろいろ進んでも来年の冬には同じ規模の感染となってしまうと、

ちょっと苦しいな、という気がしてなりません。

いろいろな活動によってそれほど大きなことにはならないと信じてますが、

極端な話、ワクチンは意味があるのか?

というところまでいかなければいいんですが。

そして、インフルエンザに特効薬がないように、

最終的には新型コロナにも特効薬ができない、という可能性も。

それが最悪の最悪、ですね。

その場合、全人類が一様に感染して、生き残った者が対応できたもの(軽傷で済んだ者)、

という、ある意味での進化論的な話になってしまうのではということも考えられなくはないのではと。

今後どうなる日本社会

で、結局どうなるのか。

一つは、今行ってるマスクやソーシャルディスタンスを守りつつ、

食事する時、大人数で向かい合って大声でべらべらしゃべらずに、

満員電車を避けながら働く。

をやってれば、10月までは何とか持つものとして、

過剰に遠慮することなく、使うお金は使いなら経済を回していく。

ってところでしょうか。

 

大問題は、飲食店がやっていけるか、というところですね。

今の生活様式を強制されると、飲食店の満席数は半減。

現在の席数でまわして利益が数%でる、というお店がほとんどの中で、

それが半減したら単価を倍にするしかない、という話です。

どちらにしても、売上激減でしょう。

テイクアウトやデリバリーでどれだけカバーできるか、

というのはありますが、居酒屋はちょっと厳しいですよね。

バイト削減で若干の経費は削れますが、その効果も限定的かと。

閉店による不動産所有者への影響。

次やろうという人も知れてるでしょうし。

手放さないといけない不動産をだれが買うのか。

あの人たちですか?

うーん、あんまり考えたくない話です。