ゆえにネットから、なんにもしない知事や市長をさんざん無能とののしっていた

という記憶があります。

確かに、宮城県だけいち早く突出しているのに、なんもしないって、すごいな、と。

 

感染拡大した原因は、いろいろ言われてましたね。

なんかのイベントで、関東から人が押し寄せたからとか、いろいろ。

で、これが当時の1日の新規感染者数のグラウ。NHKのサイトからですが

で、放置状態の宮城県でしたが、

結局、緊急事態宣言を発出したのが8/27です。

21県に拡大の中のひとつですね。

で、グラフを見てみると。

おいおい、ピークすぎとるやんけ!

で、当時のデルタ株は、潜伏期間とか、発症日とか、もろもろで

何か対策してからその効果が出るのは1~2週間かかるといわれていました。

このグラフを見るとどうでしょう。

宮城県の緊急事態宣言のタイミングで分かる宣言の無意味さ

結論。

緊急事態宣言 意味なし!

というのがまるわかりです。

これほど明確に出ているのも、たぶんこの当時の宮城県だけじゃないですかね。

条件としては、

それなりの都市で、

それなりの感染者数があって、

他の地域とずれがあってわかりやすくって、

というのを満たしている。

 

どうでしょう。

この結果見て、緊急事態宣言が効果があったといえる人、手を挙げてください。

もし他の県の状況も含めて、総合的な判断として効果がある

といえる方は、

宮城県の減少した理由について

その総合的判断の内容を知りたいです。

 

村井知事がこれを狙ったのかどうかはわかりませんが、

この事実はひとつの実験結果としてはものすごいものだと思います。

 

当時、蔓延防止はずっと出っぱなしだと記憶していますが、

すくなくとも、

蔓延防止から緊急事態宣言に移行したとしても、感染傾向を変えることに対しては意味がない

というのは明確だと思います。

 

結局、感染拡大と減少は

新たな強力な株が発生したら増えて、

ある程度の「期間」が過ぎたら減少する

でしかないということもいえるのではないかと。