いやー、かの池井戸潤さんですが、とうとう映画化になりましたね。

これまで、「下町ロケット」や「半沢直樹」で、企業ドラマをヒットさせてたきた小説ですが、とうとう映画化となりました。

その前に、空飛ぶタイヤ、もやってましたが。すみません、みてません。。。

これはTOKIO長瀬智也が主演やってましたね。これが池井戸潤の初の映画化だったようですが。

で、今回の「七つの会議」です。

まず、知らない方に。

池井戸潤って?

池井戸潤がどういった小説家かというと、

基本的に、社会派、特に、企業をベースにしたお話を多く出しています。

おおよそは、主人公が正義というか、あるべき姿はこうだ!という信念をもって、自らの組織や、ライバルとなる組織に対峙していく。

そして何より、最後は勝利で終わるという、日本人大好きな展開が多い、というのが特徴に思います。

水戸黄門というか、予定調和というか。

それが、スカッとするんですよねぇ。

「正義はわれにありだ!」(佃社長)

全部の小説を読んでわけではないので、おおよそ、そのように思います。

多くの本がテレビ化されているのですが、中には知らなかったものもありました。

が、まぁ、大体そういう展開だと思います。

で、テレビ演出となると、これまた監督の特徴というか、池井戸潤氏のシナリオだからそうするのか、かなり、オーバーですw

今どきの会社が、たとえ部長と言えど、そんな言葉づかいになるかー?とかw

軍隊じゃんってw

そういった描写もまたひとつ面白いですよね。

「七つの会議」ではゴジラのような役作り 野村萬斎

で。今回の「七つの会議」では、主役となる野村萬斎が、パワハラを受けるぐうたら係長を演じるわけですが。

本人曰く

「変なやつが第1形態、第2形態とだんだん変わっていく部分を心掛けました。ゴジラじゃないですけどね」と、モーションキャプチャーアクターを務めた「シン・ゴジラ」を持ち出しながら、役作りの一端を明かした。

kyodo

だそうですw

てうか、あれ、シンゴジラ、第一形態とかも、モーションやってたん?って、個々の記事読んでびっくりしました!

だって、第一形態って、あのツチノコみたいなやつってことでしょう?

モーションキャプチャー付けて、うねうね動いてたん!?

それはそれで、かなりびっくりなんですがw

また、作中の会議のやり取りで、池井戸潤さん特有の、畳みかけるようなやり取りがあるわけですが、

そちらについては、次のように語っておりました。

 萬斎は「香川さんにミッチー(及川)やラブリン(愛之助)が振り回される営業会議はスリリングで、『これか…、ここに私も呼ばれたんだな』」と振り返りつつ、「格闘技の試合のような気持ちで臨んだ。アドレナリン出まくりで楽しかった」と語った。

kyodo

たしかに、いつもここぞのやり取りはものすごく緊迫したものですよね。

畳みかけるように、そして、映像としてはかなり大げさでもあるような表現でもあったり、

また、こちらもそれを求めちゃってたりするのがありますよね。

先日やってた下町ロケットの吉川晃司演じる財前部長の役員会での畳みかけるようなセリフ。

かっこえーっておもっちゃいます。

小説だと、どういう風なんだろう。

すみません、小説読んでません。。。

ただ、ひとつだけ不安があるとすれば、、

これだけの作品が2時間で収まるのか、というところでしょうか。

日曜9時からの「下町ロケット」や「陸王」などは、9、10回のドラマとし手成立しているわけでして。

そういった重厚な小説内容を2時間で納めるとなると、かなりはしょったりしないといけないわけで。

そういうので一番思うのは、内田康夫の浅見光彦シリーズ。

あれは、ほぼ小説は読み切ってます!

で、テレビの2時間ドラマでも各局主演を変えての放送をしているわけですが、うーん、小説を読んでいると、2時間ドラマにしたことで、内容がかなり薄くなってるなぁ、っていうのを感じずにはいられません。

なので、池井戸潤の小説も、2時間で果たして収まるのだろうか、という不安がありますね。

なので、これから池井戸潤さんの小説を読み漁ろうかな、と思っている次第です。

ただ、下町ロケットの佃社長と財前部長は、もう阿部寛と吉川晃司からは離れられないと思いますね。

あの二人ははまり役過ぎる。

特に、吉川晃司の財前部長は、かっこよすぎる。

かつてのやんちゃっこが大企業の部長ですよ。でも、それがぴったりはまってしまうくらい、かっこええw

とまぁ、長々と書いてしまいましたが。

七つの会議」、劇場で拝見しようと思います!