私自身は、元某企業の開発研究の技術屋で、今は経営者として不動産関連に携わっているので、医療とは直接的な関係にはありませんが、

技術者視点 = データ、数字が全て、考察に足りない部分はさらにデータを積み上げろ
経営者視点 = お金の流れはどうなっているのか

でいろいろ考察している次第です。もとになる医療情報については出所を記載しますので、この記事の内容はもとより医療情報の真偽含め、あなた自身でお確かめください。

さて、日本でも新型コロナ用のワクチン接種がはじまりました。

これで先々の希望が見えるか!

となりますが、感染者数については、ぶっちゃけ見た目劇的変わった!ということはまずないでしょう。
悲観的、と思われるかもしれませんが。。

以前も紹介しましたが、日経新聞のサイトで世界のワクチン接種回数についてまとめったのがあります。
今後は日本もこちらに載ってくるものと思いますが、日本はデータ処理がなー。

チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況は
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

何でしょう。

新規陽性者数のカウントも、先日東京で集計ミスがあったとかありましたが、
手計算とか言ってますし、

いつの時代だよ!

ってかなり思います。

 

今の時代、パソコンやタブレット+クラウドで

検査者+判定

入れちゃえば、あとは自動計算できんじゃん?

と、すぐに思ってしまいますし、私企業ならすぐにやるでしょう。
これだけの規模で、期間続いてるわけですから。

いや、保健所だってまともなら考えますよね。

ほんと、役所ってところは。。
根本的な組織構造もそうですが、意識とかの問題でしょうね。

一律給付金もよい事例です。

10万円の給付金、各市が主体でやったと思いますが、
意識の高いというか、市役所内でちゃんと考える人がいれば、たったの2週間で配布開始とか。

幸い、私の市がそうでした。
システムに強い職員がいて、その職員を先頭にシステムを構築して、ささっと配布。

うちの実家がある市では、いつになったらできるんだろう、と。
市の規模としては、私の住んでいる市の方が小さいくらいです。

この違い。。

あとは、同じ市役所という並列の機関なら、

システムの共有とかすりゃーいいじゃんって

ほんとに思うんですけどね。
隣の街が何やら簡単なシステム構築したらしーぞ!ひっぱってこーい!

って。。

私企業で、ある支店のシステムが良好なら、そんなの一斉に水平展開です。

まぁ、役所の構造的な問題なんでしょうが、デジタル化する上ではそういったつながりは必須です。
デジタル化というのは、平滑化と同意です。

どこでもだれでも同じことができる。

ネットショップも同じです。
どの業者観てもサービスはほぼ同じ。

後は値段で争うしかないのが、ネットです。

誰にでも、平等にさらされるってことです。

デジタル庁なんてのができましたが、そういったことを考えているのかなー。

そう考えると、台湾のデジタル大臣すごいですよねぇ。
オードリータン氏でしたっけ?

こういう人が出てくると、はっきりいって、もう政治しかやってない人って限界じゃないの?って思っちゃいます。

会社でもあるんですが、大体新しい道をつくるのって、
専門家ではなくって、素人なんですよね。

もちろん、本業とは別の専門性を持った人材。

デジタル大臣は、彼自身がITの専門家であって、
政治の専門家ではない。

まぁ、政治家も官僚も、頭いいんだから、当然考えていると思いますが。。

当然。。

愚痴的前置きが非常に長い毎日ですが。。
商売やるうえで、政治と宗教に口出すな、という言葉がありますが。。

 

で、本題。

新型コロナワクチンが日本の感染者数に対してどういった影響を与えるか、という話です。

アメリカなどは、人口の1/4くらいは接種が進んでいるものと思います。
効果率が95%とか言ってますので、単純に新規感染者数が25%くらいは減ってくる、

としますと、
次回ピークが来た際に、

今回の波で最大が25万人くらいだったので、18万人くらいに収まると。

とはいっても、

感染しやすさだとか、個々がどれだけ感染対策をするかによって変わるので、
条件が今回と同じであれば、という無理そうな前提ではありますが。

また、また次のピークが来るであろう3か月後くらいには接種がかなり進んでいるとしたら、
既感染者も含めると人口の半分とかそれくらいとかが抗体をもつとしたら、

単純計算でピークは半減の12.5万人。

半数が抗体持てば、集団免疫、とまでいかなくても、
かなり感染のネットワークというか、リンクは途切れるので、
さらに低い数字人あるじゃないかと。1/3とか。

そういったのは多分モデル計算で出せるんでしょうが。。

いずれにしても、効果はかなり見えてくるものと思います。

で、それに比べて日本はどうか、と。

まずは医療従事者の450万人に向けてをやっていくわけですが、
その効果は、正直わからないでしょう。

人口比率で3%程度の数で、数値としてわかるかどうかは無理でしょう。

ただし、院内クラスターを抑える、ということで重要になりますし、
医療関係者のリソースが感染によってそがれることがなくなる、

という点での狙いはわかりますし、その点の効果はものすごいあるものと思います。

次の、高齢者3500万人への接種。

これも日程がどんどん伸ばされていくわけですが。。
3月末予定から、2/21現在では4月中頃スタート?となっていますが。

それが6月までに全数できれば、それはそれは実質的にはものすごい効果が有るものと思います。

が、感染者数、という数字的には目立った効果はないでしょう。

これもまた明確には出てこないものと思います。
もちろん、高齢者施設クラスターや、死亡者の減少にはつながると思います。

が、感染者数という指標で見た場合、

年齢別で見た際の65歳以上が15%くらいなので、
ワクチン効果を数値で見ても、最大15%の減少しかない、ことになります。

1000人の感染者数が、850人になる。

もともと、今の日本の検査体制からすると、ぶっちゃけ陽性者数はどうとでもなっちゃうんで、
絶対数が150人くらいは誤差範囲といってもいいのではと。

東京都の感染者数の年齢ベルのグラフもありますが、
今の検査体制でどうなったかというと、濃厚接触者を追うのをやめました。

で、高齢者を重点的に検査する、という方針らしいです。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/by-age-tokyo/

グラフにも表れてて、これまでは60代以上は17、18%だったのが、
2月に入って30%となっています。

割合ってのは比較検討するにおいて重要で、これまでの検査で他の年代もやったら、
東京全体の感染者数は1.7倍とか、倍近く、になります。

一時期ぐっと下がって、今は下げ止まりといってますけど、
検査方法ん変更によって下がっただけ、っていう疑いがあってなりません。

今、新規感染者数が500人切ったとか言ってますが、以前の検査だったら800人

とか、それくらいはでますよ、と。

高齢者の検査を多くやってるなら、当然じゃないの?

という話もありますが、高齢者施設などだったら、
以前の検査方法でも、何かあれば一斉に検査してるはずです。

無症状自体が少ないはずなので
クラスターが起こりうるところで、気付かづにスルーされているってことは
まずないでしょう。

なので、高齢者の母数が一気に上がった、
というよりは、50代以下の検査数が減った、とみるべきではないでしょうか。

もともと濃厚接触者として検査して、無症状者だった、
というのがわかる人たちが多いわけですから。

検査者の年代別っていう情報はないみたいなので、推測でしかありませんが。

 

じゃあ、何を信じればいいのか。

信じるべきは、重症者数と、死亡者数だけでしょう。

現在の方針で、濃厚接触者の割り出しや検査などがすすみませんが、
この重症者数や死亡者数はそうそう簡単にやーめた、ってなりません。

なので、こちらの数値はまぁまぁ信頼できるのではないかと。

で、今現在死亡者数の多くが60代以上となれば、その効果はてきめんのはず。

東洋経済のサイトがわかりやすいです。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

年代別の死亡者割合からしたら、

50代以下の死亡者は1%以下です。
また、おそらくは基礎疾患を持たれていた方たちと推測します。

まったくの健康体の方が亡くなったという話があれば、メディアが大騒ぎでしょう。

重症者数についても、かなりの数が60代以上が締めてますので、
65歳以上の接種が完了できれば、効果てきめんのはず。

50代以下が20%程度だとして、60代以上が接種を完了したら

重症者数は今回ピーク時に1000人だったのが200人まで抑えられる

ということになります。
これはものすごい効果ですし、目に見えて効果を実感できる数値かとおもいます。

ワクチンの効果として、陽性にならない、というより、

死亡、重症への移行も防げる、というのがあるようなので、
かなりの効果が得られるものと簡単に推測できます。

で、そうなると扱う数字がどうなっていくべきか、が問題になります。

今、しきりにニュースでは新規感染者数が500人をきったとかなんとかやってますが、
無意味です。

今現在でも正直無意味です。

なので、重症者数や死亡者数だけ追ってけばいいんじゃないの?

と。

それ以前に、こうなったらもう報道する理由もないんじゃないかと。
インフルと同じ扱いでいいんじゃないの?と。

若い人でも後遺症がっていう話がありますが、
はっきりいって、今の緊急事態宣言の状態を見てれば、
残念ですが、だれも気にしてません。

感染して、かつ症状が出て、かつ後遺症に貼って初めて、後悔しました、という話。
そういった話を取り上げるメディアの多いこと。

ほんとに気にしている人は、そういうグループにかかわっていないんじゃないですか?
宣言有り無しにかかわらず。

 

時短要請なんてことしてないで、

飛沫感染防止の全席アクリル板と排気システム完備での営業許可でいいんじゃないの?

飲食店が感染拡大の原因、って断定してるわけなんで、
協力金で潤いましたし、その原因を取り除いて営業するのが、もはや義務でしょう。

じゃないと、またすぐ増えるわけですしね。

飲食店以外の企業からしたら、

原因になってるなら、その対策しないなら営業しないでください。
我々はとばっちりを受けます。

と。
企業というか、私の本音。

というか、時短営業とか言ってますが、昼間は感染しないとか、ないですしね。

サラリーマンのおっちゃんとか、酒飲んでるわけでないのに、大声で話してますし、
現場工事者らしき集団も、大笑いしながら食べてます。

コロナなんて頭の片隅にもないんでしょう。
もしくは、我々の集団は誰もかかってないでしょ、くらい。

なにより、政府のやってることに整合性と一貫性がないのが、
一番腹立たしいですね。

第一波から準備期間は十分あったのにも関わらず。

そう。
整合性と一貫性。

これがない限りは、なにをやってもだれの心にも響きません。
コミュニケーションの基本です。

さて、最後もはっきり言って愚痴になりましたが、
そろそろ宣言が解除される地区も出そうですが、
加除した後、対策とか、法令とか、どうかわってくるんですかね。

特措法の改正、まん延防止等重点措置ができましたが、
何か変わるんですかね。

具体的な対応がなにもなければ、拡大と収束の繰り返しでしかないわけで。
市町村への丸投げ感が増した感じでしょうか。

でもあれか。
飲食店の認可は市町村になるのかな?

ただ、市町村が強気の対策の義務化なんてできないだろうから、
やっぱり国でびしっと決めるべきなんじゃねーの?

って思いますが。。
そういう憎まれ役をやったらいいのに。

って、憎まれるようなことは絶対やらないか。
次の選挙に響いちゃうから。

って、飲食店「経営者以外」からは確実に指示されるのにね。

 

と思うこの頃でした。

 

>>大阪の駅前貸し会議室『新大阪セミナーオフィス』

>>新宿御苑前貸し会議室『新宿セミナーオフィス』

>>名古屋の駅前貸し会議室『名駅セミナーオフィス』