目次
オミクロン株に対するワクチンの効果
オミクロンの重症化の状況について
オミクロン株の今後の動向
資本主義から見た新型コロナの終焉
私自身は、元某企業の開発研究の技術屋で、今は経営者として不動産関連に携わっているので、医療とは直接的な関係にはありませんが、
技術者視点 = データ、数字が全て、考察に足りない部分はさらにデータを積み上げろ
経営者視点 = お金の流れはどうなっているのか
でいろいろ考察している次第です。もとになる医療情報については出所を記載しますので、この記事の内容はもとより医療情報の真偽含め、あなた自身でお確かめください。
日本でのオミクロンについてわかっているデータを用いて考察する
オミクロン株に対するワクチンの効果
まず、ワクチンの効果ですが、イギリスではこのようなデーターになっているようです。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220106b.html
で、日本はというと、そういったデータはまだないようで(素人が調べる限りでは)、
新聞記事レベルで東京の例をとると
55人の7割がワクチン接種済み
と
東京のワクチン接種率76%
と比較すると、感染者でのワクチンの接種、未接種は同等になります。
沖縄の場合、
ブレークスルー感染が66%とのこと。
沖縄のワクチン接種率は68%。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77aa4280944f323b70a2cd2788c9acdc173cbf6c
これもまた感染者でのワクチンの接種、非接種率はほぼ同比率。
デルタの時は、感染者数の大半が、
当時3割程度になったワクチン未接種者だったと思います。
これは海外でも。
要するに、御ミクロン株においては、
ほぼ、ワクチンの「発症予防効果」はないとみていいのでは?
という数字です。
発症とPCRでの陽性とはまたちがってくるのが厄介なところですが、
その議論はまたおいといて。
デルタ株の時とは様子が違うのは明確です。
実際、イギリスからのデータも、摂取後15週経過で20%を切ってしまうくらいです。
さらに進むと10%を切ってます。
ただ、属性によって接種率も変わってくる(若い人のほうが接種率が低いとか)あるので
そのあたりの詳細データを考えて、専門家が正確な数字を出してくれるものと思うのですが。
ざっくりとは、ほぼ「予防」効果なし、です。
感染予防に対しては、ですよ。
もともとインフルエンザのワクチンを考えても、ウイルスの形を狙って作ったとして
それほど予防効果をもたらすものでないのに、
型がいくつも変わっている新型コロナに、初期の型に対応したワクチンに予防効果がある、
とかんがえるのが不自然におもいます。
あくまで、重症化予防であって、予防はしてくれないと。
半年後も50%以上は重症予防効果があるようです。