まん延防止重点措置措置 1/9発令3県の結果
こちらはアメリカ軍を起点に感染が広がった地域ですね。
沖縄、山口、広島。
こちらの地域の大きな特徴は、宣言の発令がかなり速かった、
というところでしょうか。
3県ともピークアウト済み、です。
1月末ごろに発令した都市は結構ねばってねばって発令、という感じでしたが、
こちらの3県はオミクロン騒動が始まって、
アメリカ軍介して入ってきた!(とは断言してませんが。。)
というのに迅速に反応した感じに思います。
沖縄についいては、かなり感染が拡大したあとに、という形ではありましたが
広島や山口県は、絶対数で見たらそれほどでもない段階で出しています。
沖縄を見てビビった、って感じでしょうか。
で、3県ともすでにピークアウトしています。
このデータ、ちょっと興味深くて、
沖縄、山口県については宣言発令から上昇カーブが変わっています。
山口県などは広島とおなじょうな状況になるかと思いきや、ですね。
これがまん延防止の効果かどうか、かなり気になるところではあります。
宣言と同時に、陽性者数が変わるのはおかしくない?
ってなりますが、この7日間移動平均は7日間の平均値をプロットしている関係で
どうしてもタイムラグが出ます。
今回NHKのデータを参照していますが、
プロット日の数値は「過去7日間の平均」となっています。
つまり、
中央値が3.5日先行しいてる
表示となります。
例えば、
10日プロットは、6日、もしくは7日にプロットすると、新規陽性者数の棒グラフと合わせるとズレのないデータにみえる、
ということです。
次に、宣言の効果があらわれるまでの日数はどうなるか
宣言開始から効果がでるまでもタイムラグが出ます。
これは感染から発病までのタイムラグがあるためです。
きわめて単純に考えると、
宣言が出て行動に気を付けても、その結果がわかるのは潜伏期間終了の3日後
プラス、検査のデータ掲載されるまでの1日の、計4日後
きわめて単純考えではありますが、
オミクロン株の潜伏期間的には、データプロットのずれと効果反映までの日数がおおよそ同じ
となります。
現実的には
症状がでても検査がすぐにできないとか、
潜伏期間中にまた再感染させたりとか、
効果が出るまでにはもう少し上乗せが必要に思いますが、
6日もあれば明確となると思われます。
今回の3県のデータを見ると、
沖縄は確かに11日のプロットが下がっているます。
山口県は10日にプロットが下がっています。
これを考えると、偶然の一致とはちょと思えませんね。
宣言の効果が出ている、といえないでしょうか。
広島については、陽性者の上昇具合が低い時点での発令もあってか、
グラフの変化まで読み取れない状況でもありますので、よくわかりません。