USJが法律違反!?

そんなすごい記事がでていました。前から思ってたんですが、USJってめちゃくちゃ高くないですか?チケット代金。

それに加えて、いろいろなパスがあったり、エクスプレスパスとか、

アトラクションによっては、更に課金されたりとか。

さて、記事の内容はなんだろうと。

消費者契約法というのがよくわからないんですが。

USJが指摘された「消費者契約法」とは?

それ、それがわからないんです。

消費者が事業者と契約をするとき、両者の間には持っている情報の質・量や交渉力に格差があります。このような状況を踏まえて消費者の利益を守るため、平成13年4月1日に消費者契約法が施行されました。同法は、消費者契約について、不当な勧誘による契約の取消しと不当な契約条項の無効等を規定しています。

消費者庁

とのことです。

結局もを売るにしても、特に、企業側が大きかったり、商品自体が唯一無二になってしまえば、余計と企業側の言いなりにならざるを得ないのを、こちらの法律で抑制しようと。

消費者を守るための法律なのですが。

で、その中で、今回USJがどういった内容で違反している、と指摘されたのか。

記事によりますと

USJのチケットは公式サイトで名前や住所などの個人情報を入力し、日付指定で購入する。基本的に入場券は日付変更できるが、人気のアトラクションを待ち時間が少なく楽しめる「エクスプレス・パス」や特別なショーや特別エリアのチケットなどは変更不可だ。

「購入後のキャンセルは一切できない」うえに、「営利目的の有無にかかわらず第三者へのチケット転売を禁止」となっている点を問題視。キャンセルについて規約では「法令上の解除または無効事由等がお客様に認められる場合はこの限りではない」との記載もあるが、「どのような場合に認められるのか消費者には全く不明で、キャンセルが事実上、不可能」と指摘した。

朝日新聞社

なるほど。

エクスプレスパスなどのキャンセルとか、そういった類のところ。

払い戻しが全くできないってことですね。こりゃ、買うのに結構勇気がいるし、買ってしまって何かあったりしたら、おじゃん、ってわけですね。

転売はできないにしても、せめて払い戻しくらいはできないと、痛いですよねぇ。

まぁ、むやみにチケットを取るのを抑制したいのはわかりますね。

航空チケットのLLCチケットや、早割なんかは同じようにキャンセル料がやたら高かったり、キャンセル料がほぼ変更手数料だったり、

よっぽど予定が確定していなければ手が出せないっていう構造と同じですね。

これも、やっぱりむやみにチケットを取る連中を防ぐためだと思います。

うーん、企業側からしたら、いたしかたないのかなぁという気もしなくもないです。

USJの言う「解除または無効事由等」とは?

USJの言い分としては、一応、キャンセルに相当することができるともありますが、

その基準に対してはまったく回答がない、と。

それくらいは明記してほしいですけど。

そのルールの中で、とりあえず取ってしまえ、的なお客さんが取れないような自由を作ってしまえばいいのですが。

ただ、現実的に、お客様に対して解除可能な事由、って何があるんだろう。

または、それをいかに証明したらいいんでしょう。

難しいんですよねぇ。この証明。結局、証明がむつかしいものになってしまえば、

おいおい、USJさん、払い戻すつもり全くないじゃんよ!

って言われかねないでしょうし。

商売をやるうえで、いろいろと難しいことがありますが、企業にとってもキャンセルって一番痛いわけですよね。

せめて、期日によってキャンセル料をかえるとか、キャンセルしてもらっても構いませんが、額はかわってきますよ、っていうのが一番落としどころとしてはいいのじゃないでしょうか。

理由を求めても、難しいですし。

USJエクスプレスパスとかだったら、当日キャンセル待ちチケットをつくっても、売り切れるでしょうし。

手間の問題?

わからないですが。

何かこう、消費者にやさしい売り方っていうのがあると嬉しいですね。